2008年01月08日
テクスチャのアップロード再考

以前、テクスチャのアップロードの制限について書いたのですが、よくよく考えてみると、どちらにしろSL上では1024×1024(ピクセル・ドット)が最大サイズであり、2メガだろうとなかろうと、大きなものはアップロードする際にその最大サイズまで縮小(圧縮)されているわけです。SL上のソフトの仕組みを変えることで大きなサイズでもそれほど負荷なく縮小できるように改善されたということなのかもしれません。
ということで、どちらにせよ、SLにアップされる段階で64、128、256、512、1024という値に近いサイズに縦横のサイズが縮小されるわけです。ということは、できるだけそのサイズの倍数で作ったほうがアップロードによるひずみが少なくなるわけです。で、いろいろと試してみました。最初の写真はRL上のフォトショップであらかじめ8畳のテクスチャを1024ピクセルまで縮小したものです。ファイルサイズは667Kでした。

これが、実際の商品の8畳のたたみの元となったテクスチャです。RLのフォトショップ上で、縦横5160ピクセルで作っています。ファイルサイズはJPG圧縮して2221Kにしています。一畳のリアルサイズが91センチ×182センチで考えていて、その半分のサイズで作っています。ですので、8畳のサイズが縦横182センチになっています。ファイルの大きさが約2メガでもサイズが182センチと大きいのでそれなりにはっきりとたたみの目も見えています。

これが、現在のSL上の商品の8畳の拡大図です。RLで5160ピクセルだったので、アップロードの際に1024まで縮小され、画質も落ちています。

では、最初からRLのフォトショップ上で1024まで縮小(一番最初の写真)してアップロードしても同じではないかとやってみたのがこの写真です。見た目にはほとんど変わらないのですが、よくみると真ん中あたりの縁のすぐ左のとこにノイズが入っています。要するにたとえがいいかわからないのですが、コピー機で考えると、原稿を50パーセント縮小するとき1回で縮小したものと、一度50パーセントに縮小したものを、もういちど原寸でコピーしたものとの違いみたいなものかもしれません。一番最初のRLでの1024サイズのものとそれほど変わらないけどノイズが入っています。細かい違いですが確かめられると思います。
ファイルサイズの大きなものをアップロードするときは、勿論300メガとかは論外ですが、JPG圧縮で見た目変わらないぐらいに圧縮して縦横の大きさは大きくてもいいので、アップロードの際にSL側で圧縮してもらう方がきれいだと思われます。結局変に気をまわさなくてもそのままアップして問題ないということかもしれません。細かい1ドット単位のCGとかで気をつかうのであれば勿論2の累乗倍で作ったほうがいいのですが。

ということで、このSL上でたたみの目が見えるというのはやはり驚異的なことです^^ 自画自賛ですいません><
Posted by ねこねこ at 03:01│Comments(0)
│ものづくり